やまブログへようこそ。
今回は、株式投資を始める時期について書いていきたいと思います。
このブログでは、「米国株投資をしよう」のタイトルにもある通り、株式投資・米国株投資を中心に扱ってきていますが、中でもインデックス投資と高配当株投資について書いてきていますので、各年代においてどの投資をどのようなスタンスで行えばよいのかについて書いていきたいと思います。
もちろん、個人によって投資の目的・方針・スタンスは違いますので、個人の考えということで参考程度で見ていただけるとありがたいです。
株式投資の年代別スタンスについて
20代
【インデックス投資】・・・無理のない範囲で行うのであれば、○
【高配当株投資】・・・無理のない範囲で行うのであれば、○
※お金の面でも時間の面でも、株式投資よりも自己投資の方を優先した方が良いと思います。
インデックス投資及び高配当株投資については、効果が実感できるまでは時間が掛かるので、始める時期が早ければ早いほど良いと思います。
但し、若いうちの時間は貴重ですし、若い時しかできないこともたくさんありますので、株式投資よりも自己投資を優先した方が良いのかなと思います。
（株式投資を通じて、いろいろな勉強をするということは大事だとは思います。）
また、社会人になって数年だと、まだまだお金に苦労される方も多いと思いますが、そのような中で生活費を頑張ってねん出した資金を、株式投資に回すというよりかは、生活防衛資金として貯めておくか、若いうちにしか出来ない経験に使った方が有意義なお金の使い方ではないかと思います。
30代
【インデックス投資】・・・そろそろ始めておきたい
【高配当株投資】・・・個人の方針に沿うのであれば、そろそろ始めておきたい
※20代と比べて、若干お金に余裕が出てきているのであれば、自己投資をしつつ、株式投資も本格的に始めても良いかも。
公私ともにある程度落ち着いて、少し余裕が出てきているのであれば、将来のことを考えて、株式投資も本格的に始めてみてもいい時期かと思います。
30代であれば、まだまだ時間があるので、しっかり勉強することはもちろんですが、生活防衛資金を確保した上ですぐには使う予定が無いお金を少しずつ投資に回してみるというのも選択肢の一つに入れてよいかと思います。
もちろん、自己投資も大事です。
40代
【インデックス投資】・・・始めるタイミングとしては、ギリギリかも
【高配当株投資】・・・まとまった資金があるのであれば、始めてみてもいいかも
※インデックス投資をつみたてNISAを活用して行うのであれば、ギリギリのタイミングかもしれません。（つみたてNISAの年限が20年なので）
高配当株投資は、まとまった資金があるのであれば、始めてみてもいいかもしれません。
株式投資の効果を実感するためには時間が必要なので、老後資金の確保ということを目的とするのであれば、ちょっとギリギリのタイミングかもしれませんが、それでも始めない人と比べると差が出てきますので、思い切って始めてみましょう。
但し、社会経験はいろいろと積んでいることと思いますが、それと株式投資の経験は別ですので、勉強しながら経験を積みながら続けていくという心構えが必要となります。
50代
【インデックス投資】・・・少し遅いかも
【高配当株投資】・・・ある程度投資資金を充てられるのであれば、始めてみてもいいかも
インデックス投資で投資の効果を実感するまで行くには、正直言ってもう遅いかなというところです。お金がある程度あるのであれば、貯金で老後資金を確保するか、高配当株投資を行う方が良いと思われる。
但し、40代と同様、社会経験はいろいろと積んでいることと思いますが、それと株式投資の経験は別ですので、勉強しながら経験を積みながら続けていくという心構えが必要となります。
60代以上
【インデックス投資】・・・始めるタイミングではない
【高配当株投資】・・・ある程度投資資金を充てられるのであれば、効果はあると思われるが、そうでなければあまりおすすめできない
退職金等まとまったお金が入る時期だとは思いますし、老後のことを考えて資産運用したくなる気持ちはわからなくもないです。また、それを見越して銀行や証券会社他から様々な話が舞い込んでくることもあるかと思いますが、時間があまりかけられないので、株式投資はおすすめできません。
投資するタイミングではなく、お金を使うタイミングかと思いますので、資産運用や株式投資に重きを置くのではなく、今あるお金をどう守るかの方に重きを置きたいところです。
また、40代・50代と同じとなりますが、社会経験はいろいろと積んでいることと思いますが、それと株式投資の経験は別です。投資初心者であれば勉強しながら経験を積んでいかないといけないので、勉強しながら経験を積みながら続けていくという心構えが必要ですし、ある程度の気力・体力が必要となります。
投資に掛けられる時間が限られているからといって、「手っ取り早く儲けたい」という欲が出ると、いろんな人に確実にカモられます。
このブログで今まで書いてきている株式投資のやり方の内、インデックス投資の場合は、
・経済や市場全体の成長を期待する投資の為、長い目で見るとある程度のリターンを期待することは出来るが、その分、時間が掛かる。
投資していく中で暴落に巻き込まれる可能性が高い。一方で上がった場合はその分リターンを得ることが出来る。
ということでした。
また、高配当株投資の場合は、
・会社の業績に基づき発表された配当金を受け取る投資の為、キャッシュフローが読みやすいし、日々の株価の動きに一喜一憂することも無い。
・個別銘柄の選定が重要となる。
ということでした。
そして、両者とも期待できるリターンはせいぜい3～7%程度ですので、短期間でがっつり儲けられるという性質のものでは無いということは、しっかり頭に入れておき、個人のリスク許容度の範囲内で時間をかけてコツコツ積み上げていくのが結局はよろしいかと思います。
（短期間でがっつり儲けたいという方は、上記の方法ではなく個別株集中投資等のやり方もあり、それを否定するものではありませんが、がっつり上がる可能性もあればドカンと下がる可能性がありリスクが大きいですし、再現性が無いことから、投資というよりかは投機＝ギャンブル的要素が大きいかなと思っていますので、リスク許容度が相当高くないと個人的にはおすすめできません。）
長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。
投資は個人の責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。
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