○○というやり方はダメという意見に対する考え方 | やまブログ 米国株投資をしよう

○○というやり方はダメという意見に対する考え方

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今回は、「○○というやり方はダメ」という意見に対する対応方法について書いていきたいと思います。

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かく言う私も○○という株式投資はダメとか似たようなブログを書いてしまっていますが、具体的にどのような言い方がダメなのでしょうか。

よく、「特定の個別株やETF等を長期にわたって持っておくのは効率が悪いからダメ」とか、「高配当株投資なんて金持ちがやるもので初心者が手を付けてはダメ」というような意見をよく聞きます。

確かに、個別株の選定はしっかり考えないといけないというのはこれまで述べてきましたが、しっかり考えずに誰かの意見を鵜呑みにしてその時の勢いで買ってしまったが、損切りのタイミングを間違えたばかりに、浮上の可能性が全くなく低空飛行・・・という銘柄はいくらでもありますし、ETFについても長期的な成長を見込んでいたものの実際はボックス圏内をウロウロというものもありますので、その場合はまさしく効率が悪いと言わざるを得ないですね。

上記の意見をされる方は、しっかり勉強して経験も積んでいたり、天才的な何かがあって、値上がりする個別株をしっかり捕まえて儲けることが出来、そのおかげで儲けた=短期でがっつり儲けた経験があることから「長期投資なんて意味がない」という考えを持たれるのも仕方ないと思います。

また、高配当株投資についても、基本的には利回り3~5%程度で回すものですので、配当金だけで優雅な生活・・・となると、かなりの資金が必要となります。
例えば、年間で400万円を配当金収入でもらおうとすると、利回り4%で約1億円必要となり、これは誰でも用意できるものではありませんね。それに年間400万円が「優雅な生活」と言えるのかという問題もありますし・・・。
よって、「高配当株投資は金持ちのもので、少額では意味がない」という結論についても、こちらもまさしくおっしゃる通りという面もあります。

では、このような意見に対してどのように向き合えばよいのでしょうか。

結論を申し上げますと、向き合う必要はありません。
要するに「個人の勝手でしょ」ということです。
個人によって、投資の方針やリスク許容度が違うのに、ある人から言われたことをその通りにするって、正直言っておかしくないですか?

確かに、長期投資前提だとお金を増やすということに関しては、とにかく時間がかかってしまうのですが、これは今まで世界は長期的に見て成長してきたし、これからも長期的に見て成長するということを前提に投資しているので、仕方ないと割り切った上で始めたはずですし、長期的に市場に居続けることの重要性を理解した上で始めたはずです。
また、高配当株投資については、日々のキャッシュフローの足しにするために、長期的に見て安定的に配当金を出してくれるような個別株やETFをしっかり選んだ上で始めたはずです。

上記は、長期投資前提でインデックス投資や高配当株投資を行う場合ですが、その他の目的・方針であっても自分で決めたことをしっかり守るというが大事です。時には臨機応変に立ち振る舞わないといけない場面が出てくることもありますが、自分の考えが基本にあってこそであり、他人の意見に流されっぱなしというのは、残念な状況です。
(その「他人」が百発百中であれば良いのですが、そんなことはありませんからね。)

「○○が良い」・「○○がおすすめ」よりも、「○○はダメ」という言い方の方が、人の心に残りやすいのかなと思っていますので、注目を集めるという点においては上手いやり方なのかなと思います。
「成功したい」というよりも「失敗したくない」という思いが強く働いてしまいますからね。

ちなみに、今まで私が、このようなやり方はダメということで書いてきたのは、「自分で決めた方針があるのに、知らない間に変わっていた」とか「いつの間にか、投資ではなくて投機になっていた」というもので、言うなれば、「道に落ちているものを拾って食べてはいけません」であったり、「山の中に生えている何だか蛍光色のキノコは避けておきましょう」ということと同じような感じで、そもそもかなり基本的な内容を書いてきました。

最初の方に書いた、○○はダメというのは例えば、「ご飯はオワコン、これからはパンを食べておけばよい」とか「肉なんて私の好みではない。魚が正義」といったようなものです。
それこそ、「個人の勝手でしょ」ですよね。

以上、自分への戒めも込めて書いてきましたが、長くなりましたので、ここまでとします。
それでは。

投資は個人の責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。

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