株式投資を行うにあたって最低限チェックするべきポイント | やまブログ 米国株投資をしよう

株式投資を行うにあたって最低限チェックするべきポイント

やまブログへようこそ。

今回は、株式投資を行うにあたって、チェックするべきポイントについて書いていきたいと思います。

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書籍を読んで株式投資について学んだり、簿記を勉強して財務諸表をすべて理解出来たり、投資する会社のHPを隅々まで確認したり、投資に関わる記事をくまなく調べて、自分が納得した上で投資を行うことが理想的ではありますが、まぁ始める前からハードルを上げてしまって、実際に投資するところまでたどり着かなくなるというのは残念なことですし、財務諸表や会社のHPをくまなく見たり、記事をチェックしたところで、結局は未来のことは誰にもわからないので、もし暴落等何かがあっても生活に大きな支障を与えない程度のお金で始めて見て、ある程度の経験や知識を積むことが出来たら、更に少しずつ投資に回していくという考えで思い切って飛び込んでみるというのもよろしいかと思います。

インデックス投資

・ファンド(投資信託・ETF)の内容
→インデックス投資は、特定の国・地域や全世界等に連動したファンドに投資する=丸ごと投資するということですので、個別の銘柄のどうのこうのを調べたところであまり効率的ではありません。
 投資しようとしているファンドが何に投資しているのかが重要ですので、この点をしっかり確認する必要があります。例えば、米国株インデックス投資であれば、まずファンド自体がちゃんと米国株に連動する指標に投資していることを確認する必要があります。
 これは、投資信託であれば、「目論見書」及び「運用報告書」にてファンドの内容やこれまでの運用成績・手数料・リスクについての説明他必要事項が書かれていますので、最低限チェックしましょう。
 また、ETFであれば、運用している会社(大きなところでは、バンガード・ブラックロック・ステートストリート等があります)のHPに行って探すか、検索サイトでETFのティッカー(略称)を入力して探す等でHPを見ると、こちらもファンドの内容やこれまでの運用成績・手数料・リスクについての説明他必要事項が書かれていますので、チェックしましょう。
 ファンド自体がどの銘柄にどれくらいの割合で投資しているのかということが書かれていることが多いですので、参考になる点もあると思います。逆にそのような内容がちゃんと書かれていないようなファンドについては、投資は控えた方がよろしいかと思います。
 手数料については、インデックスファンドであれば、投資信託だと0.2%まで、ETFだと0.1%までを基準として考えた方がよろしいかと思います。
 手数料が高くて良いことは一つもない(特別にサービスしてくれることも無い)ので、とにかくなるべく安いものを選びましょう。

個別株:高配当株投資

高配当株投資等でファンドではなく個別株に投資する場合は、投資先の会社の財務諸表や会社のHPを見に行く必要はあります。SNS等でインフルエンサーが「推奨銘柄」を出していることがまぁまぁありますが、鵜呑みにして何も考えずに投資するのはダメです。一旦立ち止まって自分で確認しましょう。
特に、高配当を謳っている会社は、そうしないといけない何らかの理由がありますので、それを確認して納得した上で投資する必要があります。
・売上高
→長期にわたって伸び続けているかどうか。
・EPS(Earning Per Share=一株当たり純利益:発行している1株に対してどれだけの利益を上げているか)
→長期にわたって伸び続けているかどうか。
・自己資本比率(自己資本(=返済不要の資本)が資産全体のどれくらいの割合を占めているか)
→高い値で安定しているか

 売り上げが良かったり悪かったりするような会社の場合、景気に流されやすい(いわゆる景気敏感株)であることが多いです。分散投資の中の一つとしては入れておいても良いかとは思いますが、あまりにそのような銘柄が多くの割合を占めるような形は避けた方が良いです。
 (まぁ会社は生きものなので、その時々で調子の良し悪しはありますが、あまりに景気に流されるままというのは、長期的視点で考えると心穏やかにすることは難しいですね)
 EPSについても同様です。利益が安定的に伸び続けているような会社に投資したいものです。
 ちなみに、高配当株投資の際は、配当性向という指標があり、これは会社が生み出した利益の内、何%を配当金として出しているのかというものですが、
 配当金÷EPSにて求めることが出来ます。適度な割合であればよいのですが、高すぎる配当性向は必要以上に無理をしているということであり、そのような状況は長く続かないので遅かれ早かれ配当金が減額される可能性が高いということが言えますので、注意が必要です。
 自己資本比率は会社の安定性を示すもので、こちらも安定的に高い値で推移していることが理想です。ざっくり言うと、自己資本比率が低い=全体に占める借入金の割合が大きいということですので、財務的に健全ではないということは明らかですし、そのような会社に投資するということは、長期的視点で考えると心穏やかにはなれないなということが言えます。
 もちろん、業種等により、適正と言える割合は違いますが、個人的には50%以上はあってほしいなぁという思いは持っています。

 何度も書いていますが、私個人としては心穏やかに日々の生活を過ごしたいので、銘柄選びについては、売り上げと利益が長期にわたって伸び続けていて、自己資本比率が高い値で安定している会社に投資したいという考えで行っています(なかなか理想と現実が違うところもありますが、その場合はある程度の割り切りも必要と考えています)。

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

投資は自己責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験や知識を積みましょう。

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