マスコミ報道とは適度に距離を取ろう (報道とのつきあい方について) ~日々思うこと 2021.5.16~ | やまブログ 米国株投資をしよう

マスコミ報道とは適度に距離を取ろう (報道とのつきあい方について) ~日々思うこと 2021.5.16~

やまブログへようこそ。

最近の関心事は、新型コロナのワクチンの申込み対応について各地でいろいろ問題が発生していますが、抽選とかひと手間かけるような面倒なことをせずに、来た人からどんどんワクチンを打っていけばいいんじゃないかなぁ・・・と思う、今日この頃です。

さて、日常生活のあらゆる場面において、テレビや新聞・インターネット等による「マスコミ報道」に触れる機会があると思います。中には有用な情報を伝えてくれることもありますが、あまりに膨大な情報が日々伝えられている中で、有用でない情報が入っていることが多かったり、内容はともかく伝え方に問題があったりする場合があり以前から問題となっています。

「大手マスコミが伝えているのだから・・・」と鵜呑みにすることはせず、適度な距離を持って接する必要性、つきあい方を考えていきたいと思います。

投資とのつきあい方にも繋がってくることがあると思いますので、最後まで見ていただけるとありがたいです。

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マスコミ報道の問題点

そもそも自分に関係ない内容が多い⇒時間の無駄

→日々の報道の中には、我々が生活していくにあたっては全く必要のないものでも大々的に取り上げられる場合があります。
 例えば、芸能人の不倫報道は、本来であれば当事者同士で解決すれば良いもので、我々の生活には全く関係ないのですが、有名人であればあるほど人々の関心を惹きやすいので大々的に報道される傾向にあります。
 マスコミにとっては、①発覚した直後、②人々の意見が盛り上がるタイミング、③当人の謝罪会見とざっくり見ても3つもおいしい場面があるので、報道する価値があると考えているのでしょうが、やはり我々には関係ありませんね。
 更に有用な情報では無いにもかかわらず、それに対して自分の意見を持ってしまうという方も多いかと思います(街頭インタビューに嬉々として答えている人とか・・・)が、これも全く無駄です。自分に必要のない報道に関しては意見を持つ必要はありません。
 有用では無い報道に必要以上に関わることや意見を持つことは自分の時間を無駄にすることとなります。「時は金なり」という言葉があるくらいですので、自分の時間を大切にしましょう。
 お金は返ってくることがありますが、時間は返ってきませんからね。

情報の切り取り、過剰な演出⇒誤った判断をしてしまう

→マスコミ報道は必ずしも公平公正ではありません。
ある一つの事実があっても報道機関にはそれぞれのスタンスがありますので、どうしても志向というか考えであったり、各方面からの圧力の影響を受けたりすることから、それに配慮して情報を上手く切り取りする等の細工を行った結果、各社全く違う感じで伝えられることもよくあります。
 また、テレビであれば「視聴率を上げたい」という意向が強く反映された場合は、物事の本質よりかは視聴者の関心を惹きやすいようなインパクトがある事柄を集中的に取り上げる等過剰な演出をすることもよくあります。
 いずれにしても、マスコミ側の勝手な都合によるものですが、これを鵜呑みにしてしまうと間違った判断をしてしまう可能性がありますので、気を付けたいところです。

必要なことを報道してくれない⇒結局、自分で調べることが大事

→①や②に関連する内容となりますが、報道内容については、報道機関の意向が強く反映されますので、我々にとって有用なことであっても、「報道されない」ということがよくあります。(いわゆる「報道しない自由」というものです。)
 例えば、このブログであれば「米国株投資」に関わる報道はあまり見かけません。

世界を揺るがすような大きな出来事でなければもちろん報道されませんし、まぁせいぜいダウ平均とS&P500指数の終値くらいがちょっと伝えられる程度で、もう少し踏み込んで解説する時間があったとしても、「コロナの感染が広まっている影響で株価が下がった」「コロナの感染が落ち着いてきているので株価が上がった」と言うくらいですかね。

 但し、決して「米国株投資に関する事柄をもっと報道してくれ!」という訳ではありません。言いたいことは、マスコミ報道に頼ることや、鵜呑みにするのではなく、自分で情報を取りに行くことが大事だということです。
 インターネットでちょっと調べてみれば、海外の投資情報サイトや、投資先の会社のHPがありますし、英語で書かれてはいますが翻訳アプリ等を使えば完全な日本語にはならないことも多いですが、何となくのニュアンスはつかめることが出来ます。
(こちらも基本的には鵜呑みにするのではなく、自分で考えて判断していく必要があります)

情報が遅い⇒致命的

投資に関わる情報は、何よりもスピードが命ですが、インターネット上で情報が出て世界中にある程度回った時期になってようやくマスコミが報道し始めるという状況になってしまうので、そこから動いたのでは完全に後手を踏んでしまいます。
 まぁ、長期的な視点で投資を考えているのであれば、一つ一つの情報に振り回されることはそれ程ないかと思いますが、引いた目線で見ていても、「今更この話題?」と感じることがよくありますね。

「マスコミ報道」には有用な点もありますが、一方で問題点も多いです。
 これに対して、我々がマスコミを批判しても何の得にもなりません。そもそも会社の規模がとても大きいですし、過去からの様々な繋がり(既得権益)がありますので、一個人が声を上げたところで何も変わりません(これまでも変わらなかったですし)。
 マスコミを変えるのではなく、自分が変わる方が時間も労力もずっと少なくて済みますので、このブログをきっかけにマスコミ報道とのつきあい方を考えて頂く良い機会として頂ければと思います。
(他人を変えようとするのではなく、自分が変わるということです。決してへりくだるとか自ら負けるということではありません。考え方やアプローチを変えるということです。)

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

投資は自己責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験や知識を積み上げましょう。

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