一旦まとめます。その2 | やまブログ 米国株投資をしよう

一旦まとめます。その2

やまブログへようこそ。

今回もこれまでのブログを一旦まとめます。

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インデックス投資について

→インデックス投資とは、特定の株式指標に連動することを目的としたファンド(投資信託・ETF等)に投資する方法です。
 例えば、全世界インデックスに投資する場合には、「世界は今までも成長してきたし、これからも成長していくのだから、世界の株式を丸ごと買ったら、自分の資産が増えるでしょ」という考えで投資するということです。
 メリットは、特定の地域やもしくは全世界の会社の株式に幅広く投資するので分散が効いているということや、株式指標に連動することを目的とするので、その時の状況によって頻繫に売ったり買ったりするアクティブ投資を行うファンドに比べて、手数料が安いということが挙げられます。
 デメリットは、年利回りが(年ごとに上がったり下がったりしますが、長い目で見ると)だいたい年3~7%辺りであるため、資産が増えるのに時間がかかることが挙げられます。
 分散が効いているということで特定の個別銘柄の上がり下がりが全体としてはあまり大きな影響をもたらさないという点が、一方で逆に爆発力に欠ける(投資の面白みがない)という考えとなる方もいるかもしれません。
 メリットとデメリットを総合的に見てみると、インデックス投資は、分散することによりある程度のリスク対応が出来て、低コストのファンドに長期的に投資し続けることで、日々の生活は穏やかに過ごしたいという方に向いていると思います。
 もちろん、株式投資ではあるので、元本保証されているものではありませんし、その時々によって暴落したりして資産が目減りする可能性は十分にありますが、そのことを理解しつつリスクを取ることが出来る人がリターンを得る可能性があるというものです。

高配当株投資について

→高配当株投資とは、配当金を多く出してくれる会社の株式に投資して、配当金を得ようという投資の方法です。
 配当金は、基本的には会社が生み出した利益から出るものです。また、投資している会社が利益を出せば、株主=オーナーはその一部を還元してもらう権利があります。
 株主還元の方法としては、利益を会社内に留めておき、従業員を増やしたりオフィスを大きくしたり等のビジネスの拡大に繋げたり、新しいビジネスを興したりして会社自体の価値を上げて株価を上げることでキャピタルゲインとして還元するという方法と、利益を株主にお金やモノ等で還元するという方法があり、高配当株投資は後者です。
 メリットは、投資している側からすると貰える金額が想定しやすいということがあります。
 デメリットは、銘柄選定をしっかり行う必要があるということがあります。
 高配当を謳っている会社は基本的に今後の成長性が乏しかったり、財務状況や会社の状況があまり良くないが株価を下げたくないということで無理やり配当金を出している等、いわゆる「ワナ銘柄」が多いので、その見極めが重要です。
 後者の場合は論外ですが、今後の成長性が乏しい=投資に不向きとは必ずしも言えない場合があります。
 通信業界では、インフラ整備がほぼ完了していたり、国民のほとんどが携帯電話・スマホを持っていたりする場合であれば、これから爆発的に伸びる可能性は低い(ほぼ無い)ですが、一方で新規参入が難しい業界ではありますので今後も安定的な収益は確保できるのかな・・・ということは配当金を安定的に出してくれるのかな・・・と推測することができます(まぁ、あくまで推測ですが)。
 ちなみに、高配当株ETFという商品もあるので、リスク分散という観点からするとこちらに投資することも良いのかなと思います。現に私も米国株の高配当株ETFに投資しています。
 また、他のデメリットとしては、税金が比較的高いという点があります。
 日本株の場合は、配当金の約20%が税金として引かれますし、米国株の場合は、配当金の約28%が税金として引かれます。
 日本株では、確定申告にて配当控除の手続きを行えば個人の年収等によりいくらかは返ってきますし、米国株の場合は、米国で納めた後に日本でも納めるという二重課税となるため、こちらも確定申告で外国税額控除の手続きを行えば米国で納めた分(約10%)は戻ってきますので、対応策はあると言えばありますね。
 こちらもメリットとデメリットを総合的に見てみると、デメリットが多い投資の方法ではありますが、個人的には配当金を貰うことによりキャッシュフローが読みやすいという点と個別株の銘柄選定の経験を積むことが出来るという点を魅力に感じてこちらの投資も行っています(心穏やかに投資したいので、主に米国株ETFに投資してはいますが、個別株にも投資しているので、経験は積めているのかなと思っています。)
 もちろん、こちらも株式投資ですから、元本保証はされていないので、その点はしっかり頭に入れておく必要があります。

なぜ米国株投資なのか

→私が考える米国株投資の特徴と投資している理由としては、
 ・過去、長い目で見て右肩上がりの成長をしてきた。
 ・市場そのものに魅力がある。(他の先進国と比べて人口が増え続けている。新しいビジネスが生まれる土壌がある。)
 ・全世界に及ぼす影響力が大きい。
 ・株主還元の考えが強い会社が多い。
という点があります。
 あくまで、「長期」に投資するという方針ですので、これまで成長し続けてきたという実績があり、今後も成長し続けるだろうという市場に投資することで、日々は心穏やかに過ごしたいと思っています。
 米国株のみの投資だと、「分散」という面では物足りないという考えもありますが、全世界インデックスに投資したとしても米国が大半を占めますし、経済のグローバル化が進んでおり、米国がコケても特定の国・地域は問題なし・・・ということは考えつらいので、この点はある種の割り切りも必要かなと考えています。
 また、株主還元の考えについては、利益を出し続けることを追求する姿勢であったり、連続して配当金を増やしていこうという姿勢を持っている会社が多いということは、それだけで投資する意義があるなぁと考えさせられます。(中の人は大変でしょうが・・・)
 以上の理由により、私は現在は米国株投資を積極的に行っています。
 ただし、このことにより他の投資方法を否定するということではありません。様々な投資方法から個人に合ったものを自分で探すということが必要だと考えています。

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

投資は個人の責任でお願いします。
自分のお金のことですので、参考にして頂きつつ、しっかり勉強し経験を積みましょう。

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