次のヤマは消費者物価指数の発表からのFOMC | やまブログ 米国株投資をしよう

次のヤマは消費者物価指数の発表からのFOMC

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なんだか絶好調の日本市場を「良いなぁ~」っと横目にみつつ、グダリ気味の米国市場で落ちてきた目当ての銘柄を少しずつ拾っている今日この頃です。

日経225については、例のアレから一気に3万円台回復したと思ったら、一旦3万円を切ったので、「あぁ一時的なものだったのかな」と心配していましたが、その後はしっかり3万円台に回復してきましたね。

これは、例のアレのタイミングが良かったというか、ここから自民党総裁選一色になり、総裁が決まったら臨時国会で総理大臣が決定、新体制で解散総選挙・・・という流れになるので、話題が与党側の件で持ち切りになることから、結果的に総選挙も今の体制が維持されるということが堅く、不安材料が無くなったという見方がされているという状況によるものと推測されます。

マーケット的には不安定なのが一番ダメなのですが、政権の安定が見えてきたということで、とくに海外投資家がやっと安心して日本株を買えるようになったということですね。

総選挙になったところで、現状では野党に政権を任せられるかと言われると、「まぁ・・・どいつもこいつも・・・ねぇ」というところなので、さすがにひっくり返ることは無いとは思ってますが、と言いつつも前の政権のように緊張感が無いというのもダメなので、適度な緊張感の中で総選挙が行われるというのは良いのではないでしょうか。(知らんけど)

さて、米国市場の関心事と言えば、9/14の消費者物価指数の発表(日本時間21:30)です。

先日の雇用統計の発表で、信じられないくらいの低い数字が出てしまったので、間違いなくデルタ株(DALではない)の影響で景気が減速しているとは言える状況ではありますが、更に消費者物価指数の発表でインフレ動向が見えてきたときによりはっきりするのかどうなのかという点を気にしておきたいところです。

「先日の雇用統計で景気減速が・・・」と書いては見たものの、雇用が戻っていない分野がサービス業中心であり、サービス業は給料があまり良くないことから、「特別給付金をギリギリまでもらってから職探し」パターンだとすると、実は景気減速と決めつけてしまうのはちょっと早いような気がするというか、言い切れないんじゃないかなという状況で、マーケットとしても何とも言えない・・・結局、様子見なのかなとちょっと読み切れない状況ではあります。

このタイミングでの消費者物価指数の発表ですので、

・予測値よりも上(物価上昇率が思ったより高い)・・・9月のFOMCでテーパリングの時期の発表があるかも。しかし、事前のアナウンスもしっかりしていたので、市場としては既に織り込んでいる(と信じたい)と思われます。ですので、若干の調整はあるかもしれませんが、不安定要素がひとまず解消したということで、株価は落ち着いてくると思われます。

・予測値よりも下(物価上昇率が思ったより低い)・・・9月のFOMCでは従来通りの言い方に留まるかも。但しこのパターンだと、「景気後退しているのかな」と心配する人も出てきて、9月~10月辺りは不安定な相場になる可能性があると思われます。

ということで、その後のFOMCの対応に大きな影響を及ぼす指標と言うことが出来ます。

このような状況ですが、近い将来、テーパリングを行うことは決まっていますし、利上げも行うことは明らかではあります。あとは時期がいつになるかというところですが、これも今のところテーパリングは2021年末からというところが有力ですし、利上げも2022年末もしくは2023年末に1回というところが有力です。

すなわち、これらの発表があったところで、暴落でなんやかんやでえらいこっちゃ・・・ということにはならず、落ち着いて過ごすという感じになるのではないかと(個人的には)考えています。

ですので、これらのイベントを楽しみつつ、投資の方針としては、これまでと変わらず「インデックス投資」は淡々と積み上げ、「高配当株投資」は無理せずに買えたら買うの精神で行きたいと思います。

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

投資は個人の責任にてお願いいたします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。

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