やまブログへようこそ。
最近の関心事は、横浜で逃げ出したヘビがいつ見つかるのかです。
さて、2021年に入ってからも絶好調だった米国市場でしたが、5月に入ってからはちょっと微妙な感じになってきました。
特にハイテクグロース株が多くを占めるNASDAQ市場はここに来て連日下落、また米国を代表する大企業500社を集めた指標であるS&P500指数も連日下落しています。
まぁ、これまであまりにも上げ過ぎた感が強かったので、調整局面になるのも仕方ないかなというところですし、個人的にはまだ高い印象を持っており、買いたいと思えるにはもう少し下げてほしいなというのが正直なところですが、そんなことを言ってるうちにまた上がり基調になって更に買えなくなるのも残念なことですので、悩ましい日々となっています。
株式市場においてよく言われるアノマリー(論理的な根拠は無いが、何故か当たる現象)の一つとして、「セルインメイ」というものがあります。
「セルインメイ」をそのまま訳すと、「5月は売れ」という意味となりますので、一見すると5月は株が下がるから売り逃げせよということと思われるかもしれませんが、続きの分を含めて全体を見てみるとちょっと様子が変わってきます。
Sell in May and go away, and come on back on St. Leger’s Day.
((株は)5月に売って立ち去れ、セントレジャースディに戻ってこい)
ちなみにセントレジャースディとはイギリスで大きな競馬レース(セントレジャーステークス:日本の菊花賞のモデルとなったと言われているレース)が行われる日のことで、9月の第2土曜日のことです。
春(5月)から秋(9月中旬)までのだいたいの株式市場の動き・傾向としては、
春・・・年明けから上がってきて、株高の状況。→「株高の内に売れ」
夏・・・お金持ちが利益確定した後、バカンスへ。夏枯れ相場で市場は低調。→「低調なので何もするな」
秋・・・ハロウィン・年末に向けて、再び上がり始める→「市場に戻ってきて、株を買え」
というもののようです。
まぁ、論理的な裏付けというよりかは、このような傾向があるというものですので、過信は禁物です。
2021年は、5月初旬のGW辺り(米国は連休ではありませんので、市場が開いていました)は、株価がまだまだ絶好調で、「セルインメイなんて無いんじゃないの」とか「今年は違う」という強気のコメントがあちらこちらで見られましたが、いざ少し落ち始めると「やはりセルインメイが来たな」とか「セルインメイが来ないと言っていた人はバカ」というようなコメントもちらほら出てきており、まぁ株価の予想は難しいというか、適当なことをいう人が多いなという印象を持ちました。
ちなみに、私は短期的に売ったり買ったりは行っていないので、買いたいと思えるタイミングまでじっくり待つという方針です。
具体的には、買いたいと思える価格にて長期の指値を入れておいて、あとは放置という形ですね。
長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。
投資は自己責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験や知識を積み上げましょう。