株式の買い時の考え方について | やまブログ 米国株投資をしよう

株式の買い時の考え方について

やまブログへようこそ。

世の中が貯蓄から投資の流れになっている中で、YoutubeやSNS等でも盛んに「投資をしよう!」ということを言われていて(このブログも同じくですが・・・)、いざ株式投資を始めてみようと意気込んでみたところで、いろいろと調べてみると
「今の株価は高すぎる」とか
「遅かれ早かれバブル崩壊が来る」とか
「心配しなくてもまだまだ上がるぞ」とか様々な意見が言われており、一体どうすればよいのかわからないので、ちょっと様子見という方も多いのではないでしょうか。

ということで、株式の買い時の考え方について、個人的考えを書いていきますので、参考にしていただければと思います。

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全体的なところでいうと、このブログは米国株投資について書いていますので、ダウ平均やS&P500といった指標を見たところ、「ちょっと高いなぁ・・・」という印象を持っています。
2020年の4月・5月辺りのコロナショックから急激に回復したと思ったら、夏ごろはグダグダしましたが、大統領選挙の結果がはっきりした11月頃から調子よく上がっていき、あっという間にダウ平均は30,000ドル越え、S&P500は3,400ポイントを超えたと思っていたら2021年の4月以降は4,000ポイント超えということで、凄いとしか言いようがありません。
基本的には、GAFAMやテスラといったようなハイテクグロース株と呼ばれる銘柄が絶好調(ここ最近は勢いが落ち着いてきましたが・・・)でしたが、石油や食品、通信他オールドエコノミーのバリュー株も絶好調な時もあり、全体的に上がっているなという状況です。

現状としては、米国はワクチン接種が進んでいるとはいうものの新型コロナが収まったという状況ではありませんし、11月から新型コロナの状況が急激に落ち着いたということではないので、人々の生活自体はそれ程楽観的なものでは無いのかなという状況です。
では、そのような中でも株式市場は何故絶好調なのかと言えば、何よりも「異次元の金融緩和」によりジャブジャブのお金がすごい勢いで回っているからでそのことを既に織り込んでいるからという1点によるものと考えるのが良いと思います。
試しに、「そろそろ金融引き締めの時期かなぁ・・・」とか「金利上げても良いよね・・・」なんて政府要人が軽く口走ってしまうだけでも、株価は露骨に数%下がったということが、近々でも何度かありましたので、そういう状況だということが分かります。

とはいえ、いつまでも金融緩和で良いのかというとそんなことは無いので、新型コロナがある程度収まったところで、いかにいい感じのところで上手く回収モードに入れるかというのが次の段階かなと思いますが、相当上手く立ち回らないと大変なことになるので、難しいところだと思います。
市場もそのタイミングが何時なのかというのを常に警戒しているので、新型コロナが収まったと言えるような好調な指標が出ると、「引き締めが始まる」という雰囲気になって下げるという中々難しい状況になっています。
(まぁ、個人的には、米国は日本よりは上手くやってくれるとは思っていますが、ミスった時の影響が大きいので、慎重に進めてほしいと思っています。)

以上により、全体的に絶好調で上がってはいるものの、ちょっとしたきっかけで数%程度落ちるということも警戒しながら、落ちた時に慎重に少しずつ買うという方針で日々過ごしています。つまり積極的な買い時ではないという判断をしています。
状況が良ければどんどん買っていきたいのですが、暴落まではいかなくても調整程度は可能性もある中で、高値で掴むメリットがありませんので、こればかりは仕方ないと割り切っています。(高配当株投資の場合、高値で掴んでしまうと利回りが低下してしまいますからね)

ちなみに、インデックス投資については、積立NISAに自動積立設定で購入しているので、粛々と積み上げていきます。
調整や暴落があったとしても、長い目で見ると右肩上がりの成長を見込めると考えているので、短期での上がり下がりは気にせず行こうと考えています。

まぁ、地味というか、あまり特別なことはやっていないので、面白みが無いような内容でなんだか申し訳ないです。

最後に、SNS等を見ているとよく「明日はこの銘柄を買え!」とか、「今週はこの業種が上がる!」という内容を発信している方がいますが、それを真に受けてはダメです。しっかりと自分で勉強して、自分が決めた方針に従って進めましょう。
そもそも、明日の株価がどうなるかなんて誰にもわからないですし、何らかの特殊能力でわかるのであれば他人に教えることは無いですよね。
また、外れたからといって発信者は責任を取ってくれませんからね。

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

投資は個人の責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験や知識を積みましょう。

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