一万円分くらいから投資してみる | やまブログ 米国株投資をしよう

一万円分くらいから投資してみる

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今回は株式投資の始めの一歩として、「一万円分くらいから投資してみる」ということで書いていきたいと思います。

米国株投資と聞くだけで、途方もなく高いハードルに感じてしまう方もいるかもしれませんが、一万円くらいから始めるのだったら、それ程ハードルが高い訳でも無いでしょうし、少額なので大儲け出来るというものではありませんが、投資の勉強や経験を積むことが出来るので、自己投資としても有意義なのかなと思います。

関係ないですが、テレビの企画で、〇〇万円で宝くじを買ってみる的なものがやっていたりしますが、「宝くじのような再現性の無いものを買うよりも、米国株を買った方が良いのにな・・・」と思ったりします。(個人の感想です。)

では、具体的に一万円を投資するのであれば、個人的にはこれかなというものを挙げていきたいと思います。
※個別の銘柄を記載していますが、参考までとして頂き、投資はあくまで自己責任でお願いします。

インデックス投資目的であれば・・・

VT(バンガード・トータルワールドストック・インデックスファンドETF)
設定日:2008年6月24日
運用会社:バンガード社
信託報酬:年0.08%

世界中の大型株、中型株、小型株あわせて約50か国の約9,000社に投資できる株式ETF。
時価総額加重型インデックスとなっており、国別では米国が約55%、以下日本が約7.8%、英国が約5%、中国が約3.5%、フランスが約3%・・・と続く。
銘柄は、上位からApple(2.1%)、Microsoft(2.0%)、Alphabet(1.4%)、Amazon(1.4%)、Facebook(0.8%)・・・と続く

ポイント
・何よりも、1つのETFで世界中の銘柄に分散投資出来ることが大きい
・経費率が年0.08%と激安

世界に分散投資と言っておきながら、米国株に偏ってしまっているのは、上に挙げた会社は規模が大きすぎるので仕方ないところかと思います。時価総額加重平均のインデックスなので、仮に米国企業の調子が悪くなって、他の国の方が調子が良くなった場合は割合が変わっていきますので、これ一本持っておけば、どの国がということでは無くて、世界経済が成長した時には恩恵を受けることが出来ます。

配当利回りは1.7%あたりですので、配当もある程度は出ますが、どちらかというと配当狙いというよりかは、株価の成長(キャピタルゲイン)に期待するETFとなっています。

ちなみに、株価については昨年末から調子良く上がっており、だいたい100ドルちょっとのところを行ったり来たりしている状況ですので、一万円だとちょっとオーバーしてしまいます・・・。

高配当株投資目的であれば・・・

HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)
設定日:2011年3月29日
運用会社:ブラックロック社
信託報酬:年0.08%

ポイント
財務健全性を重視した高配当株ETF
銘柄の入れ替えが頻繁に行われるので、分散が効いている(と言えないことも無い)
・経費率が年0.08%と激安

配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数に連動しており、米国の有名、優良企業の内、財務状態が健全な75銘柄に投資できる株式ETF。
構成銘柄数は3大米国高配当株ETFの中で一番少ないが、銘柄の入れ替えを頻繁に行うのが特徴。
直近の銘柄の上位は、エクソンモービルジョンソンエンドジョンソンJPモルガンチェースベライゾンシェブロン・・・となっており、連続増配銘柄が多い。

以前に紹介した3大高配当株ETFの内の一つですが、何よりも財務健全性を重視しているという点が、長期保有に向いているなぁと感じさせるところです。また、調子が悪い銘柄を容赦なく退場させるところも個人的にはありがたいと感じている点です。
少し前は通信の銘柄の割合が高かったので、「銘柄がディフェンシブなものが多い」・・・と書きたかったのですが、直近ではエクソンモービルとかシェブロンといったエネルギー関連の銘柄の割合が高くなっていますので、ディフェンシブというよりかはその時々の状況により柔軟に対応してくれるという認識の方が良さそうです。

配当利回りは3.5%あたりで、しっかりと配当を出してくれています。
高配当株ETFはSPYDと迷ったのですが、SPYDは株価も配当も動きが少し激しいので、株式投資に慣れてきたら買ってみるというスタンスで良いのかなと思います。

株価については、こちらも昨年末から調子良く上がってきており、100ドル切ったところをウロウロしている状況ですので、こちらも一万円では少しオーバーしてしまいます・・・。

その他にも、個別の銘柄であれば、タバコ関連のフィリップモリス(PM)やアルトリアグループ(MO)でより高配当を狙うであったり、長期連続増配でお馴染みのコカ・コーラ(KO)を長く持つ等いろいろなやり方もありますので、興味を持ったものを買うというのも一つの選択肢として良いのではないかと思います。
(個人的には、個別株集中投資は何かがあった時のリスクが大きいので、ETF中心で個別株をほどほどに持つというスタンスで投資を行っています。あくまで個人の意見です。)

最後に投資信託もインデックス投資であれば、選択肢の一つとして良いと思いますが、手数料は必ずチェックしましょう。年0.2%を超えたらダメです。
分配金(配当金)については基本的には無いものと考えた方が良いです。特に毎月分配型や毎月決算型はダメです。

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

投資は個人の責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。

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