出口が見えない米国インフレ・株安 ~2022.6.11~ | やまブログ 米国株投資をしよう

【5月CPI】出口が見えない米国インフレ・株安 ~2022.6.11~

やまブログへようこそ。

日本時間の昨日(2022.6.10)夜に、2022年5月度の米国消費者物価指数(CPI)が発表されました。
結果は・・・

5月消費者物価指数
(前年同月比)
予想 8.3%
結果 8.6%
※ちなみに4月は8.3%

(前月比)
予想 0.7%
結果 1.0%
※ちなみに4月は0.3%

ということで、一部ではインフレは一段落したという希望的観測も出ていましたが、4月を上回るまさかの結果となりました。
前年同月(2021年5月)は、その前の年と比べて、5.0%上昇していたのですが、更に8.6%上昇するという結果となりました。

米国は引き続き景気が良い状況ではあるものの、さすがにこのインフレは生活に大きな影響を与えるレベルとなっているので、中間選挙を控えるバイデン大統領及び米国政府としても、物価の安定が命題となっているFRBとしても、更なる対策を求められる事態であることは間違いありません。

現状では、次回(6月14~15日)のFOMCでは、50bpの利上げが想定されていますが、今回の消費者物価指数の結果から、75bpの利上げの可能性も出てきていることから、今週末の米国市場はなかなかの下げとなってしまいました。

NYダウ 31392.79(前日比 -880.00、-2.73%
NASDAQ 11340.02(前日比 -414.20、-3.52%
S&P500 3900.86(前日比 -116.96、-2.91%

もともと、インフレ懸念による利上げ=景気へのブレーキで、株安の方向に行くことは仕方ないという状況ではありましたが、底を打ったという感じも見えず、なかなか出口が見えないのはツライところです。

私の方針としては、インデックス投資は変わらず継続、高配当株投資は良い感じの利回りになったところで少しずつ買い増しということで、以前と変わらず過ごしていきます。
(ごちゃごちゃ動かしても良いことは無いので・・・。)

長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。

自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました