なぜ資産運用を行う必要があるのか | やまブログ 米国株投資をしよう

なぜ資産運用を行う必要があるのか

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今回は、資産運用を行う必要性について書いていきます。

「資産運用」と聞くと、「株はギャンブルだからダメ」とか「大損したら借金を抱えるので怖い」とか「不動産投資で騙されて大損した人がいる」等々、結構ネガティブなイメージを持たれている方が多いかもしれませんし、そもそも「自分には関係ない」と思われる方も多いかもしれません。

投資は怖い・リスクがあるという考えを持たれている方も多いかもしれませんが、フランスの経済学者のトマ・ピケティの『21世紀の資本』には「r>g」という不等式で、g=経済成長率(労働によって得られる富)よりも、r=資本収益率(資産運用によって得られる富)の方が成長が早いということが記されております。つまり、富を増やそうとすると労働で増やすことも大事ですが、資産運用を行う資産家のサイドに立つ方が効率が良いということです。

投資は関係ないという考えに関しては、銀行や保険会社も顧客から預かったお金を投資に回していますし、年金も国内や海外の株式及び国内や海外の債券に投資し運用していますので、何かしら間接的にも私たちに関係していると言えます。

株式投資は価格の上がり下がりが比較的大きいので、安い時に買って高い時に売るといったような利幅を取りにいく方法であれば、勝つ人と負ける人が出てくるというギャンブル的な要素がありますが、一方で、長い目で見て、企業の成長に期待して投資するという方法であれば、上手くいけば全体的に企業の規模が大きくなっていくことで、投資した人がそれぞれ恩恵を受けられることになり、ギャンブル的な要素はかなり抑えられることとなります。

また、大損して借金を抱えるのが怖いということに関しては、そもそも借金をしなければ良いのであって、現在は1万くらいからの少額でも始めることができるので、まずは生活に支障が出ない少額から始めてみて、経験を積んでみるということで世界が広がっていくのが実感できるかと思います。

不動産投資は、私はやっていないので何とも言えませんが、始めるにあたってある程度まとまったお金が必要となるので、初心者の方がいきなり始めるのはちょっと思い切り過ぎかな・・・と思います。

ちなみに、資産運用なんかしなくても、会社勤めであれば給料が上がるように頑張って働けばよいのではないかという考えもありますが、昔のように、日本の経済が絶好調で、年功序列・終身雇用で定年退職するまで会社が面倒を見てくれて、たっぷり退職金をもらった後は優雅な年金生活・・・という夢のような時代は終わり、経済のグローバル化による競争の激化で会社と従業員との関係がドライになってきている中で、収入源が会社1本からに限られているというのはちょっと危険性が高いですし、退職金や年金が減ってきていることから自分で老後資金を作っていかないといけない状況になってきている中で、金利が0.001%しか付かない預金や貯金のみに頼るのは現実的ではなく、個人で取れる範囲内でのリスクを取ってリターンを求めていくという必要性があるのではないかと思っています。

ちょっと長くなりましたので、今回はここまで。
それでは。

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