やまブログへようこそ。
今回は配当金の受け取り方について、書いていきたいと思います。
私は米国株でインデックス投資と高配当株投資を行っていますが、インデックス投資は配当金を自動的に再投資する設定にしているので配当金を目にすることが無いのに対して、高配当株投資の方は配当金が入ってくるのが見えるので、少額だったとしても入ってきたときは何だかうれしい気分になります。
正に「お金が働いてお金を生んでくれる」ということを実感できます。
まず、米国株の配当金を出している銘柄に投資した場合、配当金が入ってくるのは、基本的に「年4回」です。(日本は1回もしくは2回)
時期は、会社によってバラバラで、1・4・7・10月だったり、2・5・8・11月だったり、3・6・9・12月だったりしますし、その中でも月の初旬だったり、月の中旬だったり、月の下旬だったりします。
実際に配当金が入金される日については、各会社のHPや証券会社の個別銘柄のページ、Yahooファイナンスにて調べることが出来ますが、現地での手続き等があるため、記載されている日よりも約1週間程度遅れて入金されます。
焦らずに気長に待ちましょう。
次に受け取り方ですが、証券口座に米ドルで入金されます。
それだけです。
入金された配当金については、株を買い足すのも良し(米国株を買うのであればドルのまま外貨決済すれば、為替手数料は掛かりません。)、日本円に換えて日々の生活の足しにするのも良しです。
ちなみに、私は両方です。
配当金が入金される際には、普段、「特定口座(源泉徴収あり)」にて取引している場合は、税金が既に引かれた金額が入金されます。
具体的には、税引前配当金から、米国で連邦個人所得税(10%)が引かれて、更に日本で所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%の合わせて20.315%が引かれたものが、税引後配当金として入金されます。
税引前配当金を100とすると、
100-(100✕0.1)=90-(90✕0.20315)≒71.72となり、約28%引かれることとなります・・・。
この税金の高さが、「配当金狙いの投資は効率が悪い」と言われる要因の一つです。(他の要因は会社自体の成長性が低いということでしたね。)
一方で、それでもお金が入ってくるのが嬉しいという魅力がありますので、それらをどう考えるかは個人の判断になると思います。
ちなみに、上記の場合は米国と日本で二重に課税されている状態になるため、連邦個人所得税(10%)については、確定申告で外国税額控除の手続きを行えば取り戻すことが出来ます。
逆に言うと、高配当株の銘柄選定の際には、記載されている配当金から約28%引かれた金額が入金されるということになりますので、税引後3%の利回りを狙うのであれば、4%超の利回りの銘柄から選んでいかないといけないということですね。(増配はとりあえず考慮せず)
但し、あまりにも高い利回りの銘柄は、それはそれで危険ですので、ほどほどにしましょう。
また、そもそも株式投資ですので、時と場合によっては元本割れの可能性もあります。
その点はご承知おきください。
長くなりましたので、今回はここまでとします。
それでは。
投資は個人の責任でお願いします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。
コメント