今週の気になる米国経済指標は・・・
・消費者物価指数(CPI)
発表日時:2022.3.10 22:30頃
ついこの間まで、テーパリングや利上げ、その後は金融引き締め(QT)と、立て続けに不安要素が出てきて、「何とかしてインフレを抑えたいんだなぁ・・・」という思いが見え隠れしていましたが、それもロシアとウクライナの戦争状態によってそれどころではなくなった感がありますが(ロシアとウクライナの件は別途書いていきたいと考えています)、現状は高いレベルでインフレしていることには間違いないので、インフレ抑制も引き続き大きな課題となっています。
さて、今回の消費者物価指数:前年同月比(2022年2月度)ですが、予想値が、
7.9%!!!
ということで、大変なことになっています。。。
(ちなみに、日本は0.5~1.0%辺りです)
ロシアとウクライナの戦争状態に関連する制裁(SWIFT他)に関わるものは、今回には反映されていないと考えられるので、次回がおそろしいことになると思いますが、7.9%でも異常に高い数値です。
先日のパウエルFRB議長の会見で、利上げについて言及があり、3月のFOMC(3/14・15)で0.25%の利上げを予定しているとのことでしたが、一部に0.50%の可能性も出ていたので0.25%で大丈夫なのかな・・・と心配ではあります。
パウエルFRB議長は、非常に市場に向き合ってくれる方であり、これまでもショックを起こさないように慎重に事を進めている印象がありましたし、今回もその考えは変わらずという印象を持ちましたが、やっぱり大丈夫かな・・・と心配ではあります。
個人的には、結果値が8.0%程度になって、それを踏まえて次のFOMCで0.5%の利上げとなっても仕方ないと考えています。
その際に若干のショックが起これば、「買えたら買う」の精神で拾っていきたいと思います。
長くなりましたので、今回はここまでとします。
投資は個人の責任にてお願いいたします。
自分のお金のことですので、しっかり勉強して経験を積みましょう。
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