ジャクソンホール会議は無事通過:発言要旨と今後の動きについて | やまブログ 米国株投資をしよう

ジャクソンホール会議は無事通過:発言要旨と今後の動きについて

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昨日、ジャクソンホール会議のパウエルFRB議長講演が行われました。
発言内容をさくっとまとめてみました。

発言まとめ

テーパリングの時期は、年内が適切
テーパリング=利上げではない
雇用は改善している
インフレは2%目標を達成しているが、一時的なものである可能性が高い
高インフレ状態は既に減速しているが、もし継続した場合は物価引下げのための手を打つ
新型コロナのデルタ株の拡大の動向は引き続き注視

所感

この発言を受けて、米国市場は好調を維持。
S&P500及びナスダックが最高値更新しました。

テーパリングを行うことはこれまでと同様に明確になりましたが、時期については「年内が適切」という発言に留まり、まぁ、想定内だったというところでしょうか。
(先日のちょっとした調整の際には、織り込んでいないのかな…と心配していましたが、やはり織り込んでいたということでしょうか)

どちらかというと、利上げについて明言しなかったということが、好感されたのかなという感じです。

その他は、インフレについても、これまでと変わらず「高インフレ状態は一時的なもの」という姿勢を変えなかったこと、新型コロナのデルタ株の状況を注視するという点も、安心材料となり、「一山超えた」という安心感が株価上昇に繋がったと思います。

今後の主なスケジュールとしては、

9/3 雇用統計の発表
9/6 レイバーデー(夏=サマーラリーの終わり。)
9/14 消費者物価指数の発表
9/21-22 FOMC
10/1 雇用統計の発表
10/13 消費者物価指数の発表
10月中旬~ 7-9月期の決算発表
11/4-5 FOMC

となりますが、直近の雇用統計及び消費者物価指数の発表を受けてのFOMCで、テーパリングの時期が明確になると思われますので、経済指標の発表とFOMCの動向は注目しようと思います。

テーパリングの時期が発表されたところで、市場はすでに織り込んでいると思っていますので、株価の大きな動きは無いでしょうが、5%程度の調整くらいは十分あり得ると思っていますので、いつも通り、「下がったら買う。買えたら買う。」の精神で臨む予定です。

今回はここまでとします。
それでは。

※投資は自己責任にてお願いいたします。

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